個人で取得する建設業許可と法人で取得する建設業許可とは別のものです。
したがって、個人で許可取得をしても、その後法人となった場合再び取り直さなければならなくなります。
そのため、建設業許可の取得と法人化する必要が両方ある場合は、まず法人化してから許可取得すべきとなります。

　また、個人事業主の方でいずれは会社を息子さんに継ごうと考えられている場合ですが、建設業許可は相続等で譲渡されません。
そのような時は、会社を継ぐ方が再度取り直す必要があります。
　この場合、会社を法人化してから建設業許可を取得するかれば、その法人自体が建設業許可を取ったことになりますので。もし代表が亡くなっても他の要件を満たす限り許可は残ります。会社を継ぐ息子さんなりがその会社の役員となっていれば、そのまま許可を引き継ぐことができます。