工事履歴の証明

 

建設業許可を取得するためには、会社の過去の工事歴を証明する必要があります。
そのため、「工事経歴書」と「直近3年間の各事業年度における工事施工金額」を示した書類を提出します。

 

1.工事経歴書
(1) 経営事項審査を受けない場合
@ 直近の決算期にかかる完成工事について、請負金額の大きい順に10件記載
A 続けて主な未完成工事について、請負金額の大きい順に記載

 

(2) 経営事項審査を受けない場合
@元請工事について、直近の決算期にかかる完成工事について「元請工事の請負金額の70%に達するまで」記載
A続けて@で記載しなかった元請工事と下請け工事全体のなかから、直近の決算期にかかる完成工事について、請負金額の大きい順に「申請が会社が当該年度内に施工した工事の請負金額全体の70%に達するまで」記載

 

※ただし、建設業許可を必要としない規模の工事が@とAにされた記載された工事を含め合計10件に達した場合は、11件目以降の記載は必要
ありません。  

 

☆ それぞれの工事の配置技術者を記載する必要があります。

 

2.直前3年の各事業年度における工事施工金額
   直前3年間の工事施工金額を、各事業年度単位で、「元請の公共、民間」、「下請け」と分けて記載します。
   工事履歴書や財務諸表と一致することが求められます。